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大会長挨拶
 大会長  鈴木 幸太郎  (医療法人社団 南樽整形さいとう)      

 第32回日本核医学技術学会総会学術大会は平成241011日(木)〜13日(土)の3日間の予定でロイトン札幌・ニトリ文化ホールで第52回日本核医学会学術総会と合同開催することとなりました。今年は日本核医学会学術総会との合同開催が始まって5年目を迎え節目の年でもあり会員にとって有意義な大会となるよう準備を進めておりますが、これまで合同開催や本大会開催に関し核医学技術学会理事、本部役員はじめ多くの方々にご指導ご協力頂きましたことに感謝申し上げます。

 さて最近の核医学を取り巻く環境は必ずしも良好とは言えず、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故やアイソトープの過剰投与などの問題で世間のアイソトープへの認識に従来とは違った見方が出てきている事も事実で、核医学技術学として検査技術などの研鑽を重ねると同時にこれらの問題にどのように対応するかも一つの課題と思われます。この様な状況の中で「核医学の新たな挑戦−個別化医療の推進を目指して−」をテーマに核医学技術の向上、安全・安心な核医学検査をめざして特別講演、教育講演、シンポジウム、一般研究発表、機器展示などを計画しております。

 この時期の北海道は気候が良く、また美味しい食べ物もたくさん有りますので是非多くの皆様に参加して頂き熱心な討論、新しい知識の吸収などの合間には北海道ならではの美味しい食べ物、飲み物で参加者相互の親睦を深めて頂ければと思っております。多くの皆様に本大会へ参加して頂きますことを実行委員一同心からお願い申し上げましてご挨拶といたします。